ブログでの報告が遅くなりましたが。。。
「櫻の國の傳説」
終演致しました。
劇団アルファーさんの、戦後70年特別企画第一弾としての公演
特に昭和20年3月10日午前0時8分 に起こった「東京大空襲」を描いた作品でした。
私は、戦後70年を生き抜いてきた「生き残り」の老婆の役を頂き、
語り部の役割も。
プロローグとエンディングのみ。
しかし、セリフはざっと13ページ。ほとんど一人でしゃべりっぱなし(^^:;)
淡々と、史実に基づいた数字も語るので、「適当」なことは言えない。
今まで、セリフ覚えはのんびりタイプで、稽古の中で、相手との間合いで覚える方が
入っていきやすいのでそうしていましたが、今回ばかりはそうはいかない(^^;)
貴楽屋でやっている時みたいにはいかんぞ!と、自分でセリフを録音し、電車やバスの移動中聞き続ける。
たまにラジオも聞いたりして。(最近、ラジオの良さを再発見!)
石森先生のセリフは、とても日本語が美しく、しゃべっていて気持ちよかった!
7割くらい入ったところで、立稽古参加。
今回は、自分も時間との勝負で、皆より稽古参加が少なかったので、後のり感覚もありましたが、
何とかセリフも入り、迫ってくる本番に向けて、危機感を感じながらも、皆で挑んだのでありました。
しかし、本物のセットを稽古場に組んで、稽古ができたのは、とてもよかった!
(この辺がさすがアルファーさん!)
・・・私は、このセットには一つも触れないのだけど(^^;)
御歳84歳の石森史郎先生の、渾身の脚本に、「東京大空襲」を通して、描かれている、初めて知った数々の事実。
回を重ねる毎に、改めて、戦争の残酷さ、非道さ、無意味さを、怒りと悔しさを、そしてこんなことは二度と起こしてはいけないという、強い決意を持って、観てくださる方に、お届けしました。
この大切な作品に携われたことに、感謝します。
この作品に携わってくれたすべてのスタッフ、出演者、そして、足を運んでくださった皆様、応援してくださった方に
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
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