なんでも、新しいことに挑戦するって、エネルギーの要ることですよね。 THE・CONVOY の今村ねずみさんが、大人気のコンボイショウを、韓国で、韓国人キャストを起用して、公演を大成功させたと、テレビで見ました。 今村ねずみさん、47歳。 コンボイのオリジナルメンバーの年齢は、30代後半~40代。完成させたエンターテイメントを、更に磨いていく作業の一方で、全く新しいメンバーと共に敢えて大変なことに挑戦していく。それは、彼にとって原点に返る思いだったのでしょうか。 好評だった韓国公演を経て、日本公演がスタートしたというニュースと、幕が開くまでの稽古期間を取材した内容だったのですが、私は、ねずみさんのどこまでも挑戦し続ける姿に感動しました。 ある意味頂点までのぼりつめると、その状態をキープするのは大変だと思います。 確実に年はとっていくわけだし、体力の限界もある。 そうなると、全てに限界がきたところでハイ、終わり。って なる。 そうしないためには、それを受け継ぐ人が必要なんですよね。 人を育てること。それがものすごく大事なことだと思います。 しかも今回は、国を超えての人材発掘・育成。 お金も時間もかかる大変なこと。 でも、ねずみさんのその挑戦があったからこそ、韓国の「NOBODY」(誰でもない)無名の才能ある人たちに大きな喜びとチャンスをあげられた。それを周りで支える人たちの存在もスゴイ。 そこに言葉を超えた人と人のつながりがあって、大きな何かを生み出すことができた。 とても素敵なことで、「すごいなー。すごいことだなー。」と、テレビに向かって拍手をしていました。 自分の中の時計の針がピクっと動いた気がしました。